原則をもつということ

あなたの行動指針は何か?

私が新潟県で高校教師として仕事を続けて、もう30年近くになります。そしてこの仕事に携わる過程で、生徒に対して、保護者に対して、同じ仕事に就いている人たちに対して、メッセージを発する必要性を数年前から感じてきました。

教育現場はその時々の社会状況や政策によって少なからぬ影響を受けてきましたが、主体性を持たない人は流されるか、従来のやり方を捨てられないままに過ごすかのどちらかでしょう。

社会や家庭の価値観が多様化している現在、即効性や万能性の高い処方箋は存在しません。また、その処方箋は他者からもたらされたものではなく、自ら記すものでなければ、自分の人生を本当の意味で自分のものにすることはできないのではないでしょうか。

同時に、私たちは日々、情報の波に呑まれています。いかに多くのものを見るか、いかに短時間で情報を処理するかに心を砕くことはあっても、情報との向き合い方について根底から考える機会を持つことは、少ないのではないかと思います。

柳澤佳子さんの「医師はその人の人格以上の医療はできないものである」という言葉は、「教師はその人の人格以上の教育はできないものである」と言い換え可能であると、ある方がおっしゃっています。教師は教科教育の前に、まず自身の人格を磨かなければならないという指摘は、普遍性の高いものです。

 私は自身の価値観の中心を特定の物的・人的対象に置くことをやめ、原則中心の人生を生きることで、いつも自分に対して「Yes」と言える状況に身を置きたいと願っています。 

『7つの習慣』から、あなたの人生を捉え直す

一緒に「完訳7つの習慣―人格主義の回復」を読みながら、ご自身の振り返りをやってみませんか。自身の具体的な行動で悩みに対して主体的に取り組む。それを、参加者の方全員で共有し、励ましをもらい、見えなかった自己像に気づき、新たなアプローチを試みる。現状に危機感を覚え、自身を変えたい、向上させたいと願う仲間とともに歩んでいく。毎回新鮮な驚きを感じてもらえるような時間にしたいと思っています。興味のある方は、こちらへ。

7つの習慣を指針とする生き方

私のミッション・ステイトメント

私のコントリビューション・ステイトメント