107 退職後の教師には”情報ビジネス”がおすすめ

皆さんこんばんは角松利己です。
今回は「教師がセカンドキャリアを構築するためには、クリアすべき小さなハードルを越えて、”作る側”を目指してほしいこと」という話をします。

教師には「セカンドキャリア構築の視点」が必要

教師には「セカンドキャリア構築の視点」が必要です。
理由はいくつかありますが、主だったものを挙げると

・定年退職後、30年近い人生が残っている
・教師は教師としてのスキルやコネクションしか持ちえないため、再就職は難しい

この2点に尽きます。

ノープランではセカンドキャリアを構築できない

「定年退職後は、蕎麦屋を開こう」

こんな言葉をよく聞きます。蕎麦屋自体を揶揄しているのではありません。ここでいう「蕎麦屋」は、「何の知識も持たない素人が趣味の延長で自分の店を持ちたいと思う時の筆頭に挙げられる飲食店の一例」くらいの意味です。

もちろん、退職後の教師が蕎麦屋を開いたところで、経営が軌道に乗ることはほぼないと考えていいでしょう。飲食店に限らず、一般的に自営業は顧客を「待つ」ことになるからです。おいしければ繁盛するという甘い考えで飲食店を始める人は、まず、いません。

私がおススメするのは、「教師は社長になれ!」という考え方です。

教師は「自己完結できる仕事」をするべし

教師は「個人事業主」として起業すべきです。まずは「たった1人」から仕事を始めるといいでしょう。

「教師が起業に向いている」と考える理由は、5つあります。

・教師は、一人一人が「社長」だから
・学ぶことが好きだから
・社会貢献の意識が強いから
・準備に十分な時間を費やせるから
・教師としてのキャリア形成がそのまま起業に使えるから

詳細を知りたいという方は、お問い合わせページからリクエストをいただければ、PDFレポート「”教師が起業に向いている”と言える、きわめて前向きな5つの理由」を差し上げます。

教師のセカンドキャリアには「情報ビジネス」がおススメ

さて、「起業」をお勧めしましたが、何でもいいというわけではありません。

坂下仁さんは、著書『40代からは”稼ぎ口”を2つにしなさい』(ダイヤモンド社、2022年3月29日第1刷)の中で、「稼げるライフワーク」として次の3種類を挙げています(ただし「副業」としての位置づけです)。

・物販ビジネス
・賃貸ビジネス
・情報ビジネス

上記ビジネスに共通している点は、坂下さんいわく「お金を失わない」「単発で試せる」「簡単にできる」ことです。詳しく知りたい方は、ぜひ書籍を読んでみてください。

ちなみに、「絶対にやってはいけない仕事(副業)」としては、

・難関資格が必要な、超高難度ビジネス
・「株・FX・仮想通貨」を扱う、ハイリスク・ハイリターンビジネス
・時間を切り売りする、労働集約型ビジネス

が挙げられています。こちらはおススメしていません。

「情報ビジネス」のメリット

先に挙げた「物販」「賃貸」「情報」ビジネスの中で、私が教師に向いていると思うのは「情報ビジネス」です。

初心者がビジネスを始める上でよく言われている言葉があります。それは、次の4原則です。

・小資本で始められる(初期投資の必要がない)
・在庫を持たない
・利益率が高い
・定期的な収入が見込める

あなたが教師なら、ビジネスに関しては完全に素人のはずです。だったら、可能な限りこの4原則を踏まえたうえでセカンドキャリア構築に着手すべきでしょう。

そして、この4原則をクリアできる仕事が「情報ビジネス」ということになります。

「情報ビジネス」に必要なコンテンツを作るプロセス

あなたが情報ビジネスに携わるうえで必要になるのが、「あなた自身のコンテンツ」です。「コンテンツ」の形には、さまざまなものがあります。

・文字コンテンツ
・画像コンテンツ
・音声コンテンツ
・動画コンテンツ

あなたの「スキ」で「得意」で「誰かを喜ばせたり、誰かの悩みを解決したりできるもの」をしっかりと考えて、あなたが形にしやすいコンテンツにして表現するといいでしょう。

ところで、「誰かの役に立つコンテンツ」を作るには、「そもそも役に立つコンテンツとは何か?」についてある程度知っておく必要があります。

その最速最短の方法は、「あなたがインスピレーションを感じたコンテンツを、実際に買ってみる」ことです。

さらに、そのあとのプロセスとして、「売ってみる」ことも欠かせません。「作ってみる」ことは、「売ってみる」の次にきます。

つまり、

買ってみる売ってみる作ってみる

この順でコンテンツ作りを目指してみてはどうですか、という提案です。

あなたにもコンテンツは作れます。別記事では、「買ってみる、売ってみる、作ってみる」の詳細についてお話ししますね。

「買ってみる」を学んでみる→「価値あるコンテンツを作りたい? 最初のチャレンジは『買ってみる』こと」

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