108 価値あるコンテンツを作りたい? だったら最初のチャレンジは「買ってみること」

皆さんこんばんは角松利己です。
あなたがコンテンツを作れるようになるまでには、いくつか経験しておいたほうがいいプロセスがあります。今回は、「コンテンツを買ってみる」というテーマです。

教師以外の人にも役立つ点があると思うので、最後までお付き合いください。

コンテンツを買って、売って、作る?

以前、別記事でこんな提案をしました。

1.教師であるあなたが退職後に目指すのは「情報ビジネス」
2.「情報ビジネス」には「コンテンツづくり」が欠かせない
3.「誰かの役に立つコンテンツ」を作るには、「コンテンツを実際に買ってみること」が必要
4.コンテンツを買った後は、「売ってみる」ことに、その後は「作ってみる」ことにチャレンジする

その記事はこちら→「退職後の教師には情報ビジネスがおススメ」

でも、「買って、売って、作ってみる」と言われてもピンときませんよね。ですので、そのあたりを説明しようと思います。

「価値あるコンテンツ」とは「思わず買ってみたくなるコンテンツ」

あなたが「誰かの役に立つコンテンツ」を作ろうとするなら、まずは「価値あるコンテンツとは、どういうものなのか?」について理解しておく必要があります。

ここでは、「価値あるコンテンツ」を「思わず買ってみたくなるコンテンツ」と定義します。人は誰もが、価値提供に見合った報酬を支払います。よって、中身の伴わないコンテンツは必然的に淘汰されます。

大前提は「内容が充実しているコンテンツであること」です。「おいしい蕎麦屋が、必ずしも繁盛しているわけではない。繁盛している蕎麦屋には、”おいしい”以外の理由がある」。つまり、”一定レベルの味”という「内容」に加えて、繁盛店に導く他の構成要素があるから、なるべくして繁盛している、という考え方が大切なんですね。

ビジネスの成功は、「内容」と「魅せ方」によって決まるわけです。

コンテンツを買って初めてわかること

あなたは、「思わず買ってみたくなるコンテンツ」を作らなくてはいけません。そのためには「買う」→「売る」→「作る」の順にチャレンジするといいでしょう。

あなたがそのコンテンツを買った理由は、何か?

「買う」とは、実際にコンテンツを買ってみることを指します。買うことによってあなたが得られるものは、コンテンツ自体の価値ではありません。あなたが本当に手に入れたいものは「コンテンツの作り方」であるはずです。よって学ぶべきは「そのコンテンツを購入した理由について考えてみること」です。

極端な言い方をすれば、そのコンテンツがまったく役に立たず、お金の無駄遣いだったとしても構いません。いずれにせよ、あなたは最初は、「これを買おう!」と思ったわけです。だったら、あなたにそのように思わせた、何らかの「仕掛け」があったはずです。

「人の購買行動」に関しては、心理学や行動経済学の知見をはじめとして、さまざまな観点から多くの書籍で説明されているため、ここでは触れません。ですが、あなたは「思わず買ってみたくなった」から、そのコンテンツを買ったはずです。そのような決断の背景について考えることには、大きな意味があります。

私がコンテンツを買って学んだこと

では、私の事例を紹介します。「情報ビジネス」は、基本的にインターネットを介してやり取りされることがほとんどであるため、これからお話しするのは私がインターネットを介して「情報商材」を購入したケースです。期間は、2019年以降、2022年の現在に至るまで。数字は、購入した順番を表しています。

1.さまざまな情報商材(総額10万円程度)
2.情報ビジネス構築のための動画教材(10万円)
3.ブログサイトの作り方動画教材(24万円)
4.協会づくりのグループ(10万円)
5.Udemy動画(総額7万円程度)

1.については、手探りの状態でした。情報商材の特徴は「内容が見えない状態で購入に踏み切りざるを得ない点」にあります。ですから、まず買ってみるしかありません。有名な教材ならすでに購入した人のレビューがネット上に残っているので、それを読みながら検討しました。

実際に「ハズレ」は多かったと感じます。ただ、それは「その商材が私自身に合わないケース」であったり、そもそも「私がその教材が示すルートにきちんとのっとって作業を進めなかったりするケース」であることがほとんどでした。

私が学んだことは、「自身の好き嫌いの明確さ」と「根気のなさ」を再確認したということになります。

それでも、その時々で私の気持ちを奮い立たせてくれるような商材に出会えたのも事実です。たとえば、このケース。→学校のセンセイがインターネットビジネスを学ぶ意義

2.については、大失敗でした。私をはじめとする購入者は、アカウントとパスワードを作って動画サイトに入り、そこにある複数の動画を観ることで「情報ビジネス」構築までの考え方を学ぶことができる仕組みになっていましたが、内容が抽象的過ぎて、ついていくことができなかったからです。

動画自体は、マインドマップを使ってひたすら思考の流れを追い続けるというシンプルなもので、手間ひまをかけている感じはまったくありませんでした。とはいえ、私がその商材を買ったのは事実です。

私の収穫は、次の2点でした。

・魅力的なセールスコピーは、姿形の見えないものを買わせてしまう力があること
・私は「抽象的な話」に魅力を感じてしまう傾向が強いこと(苦笑)

3と4については詳細を割愛しますが、ともに「1年間という期限付き」の価値提供でした。「学ぶことができる期間が決まっていたこと」は、意味が大きかったと思います。動画、Zoomミーティング、チャットによる相談サービスなどがあり、困ったときの相談相手として、頼りになりました。

また、契約期限は過ぎたものの、お付き合い自体は続いているので、今後は私自身のセカンドキャリア構築に関してアドバイスがもらえるような距離感にあります。

5.は、多くの方にお勧めしたいサービスです。Udemyは教育系プラットフォームの一つで、膨大なコンテンツ動画を低価格で提供してくれる存在です。

私は3年間で7万円強をUdemyコンテンツの購入に使いましたが、購入価格はそのほとんどが95%オフの1,200円程度の時です。現時点で購入済みの有料コンテンツは、60本くらい。総額でも、7万円を超える程度に収まっています。いったん購入すると、無料コンテンツが頻繁に送られてくるので、そちらも購入します。その結果、私が保有するコンテンツの総計は、367本になりました。

私もUdemyに動画教材をアップしています。「次世代型教師になるためのステップ」についてお話ししているので、よかったらご覧ください。こちらのページを参考にどうぞ。

今は本を1冊買うよりも安い価格で、数時間の動画教材を使って、特定のスキルに習熟できる時代です。

私がコンテンツ購入をためらわない理由

実はある同僚と、「ネット上で情報商材を購入すること」について世間話をしたことがあります。私は購入のメリットを伝えてみたんですが、その時の同僚の返事は、あまり気が乗らない感じでした。

その理由を尋ねたところ、「メールアドレスを登録するのが、なんとなく怖くて・・・」という回答だったんです。私は驚きました。「今時、そんなことを理由に素晴らしいサービスをためらう人がいるんだ」。本当に、あの時は驚きました。

私は、gmailアドレスを4つ持っています。個人用が3つと、自身の協会サイト用が1つです。もちろん、パスワードはすべて異なります。私は4つのアドレスのすべてを、情報商材購入時に使っています。

もしあなたがそれほどまでにご自身のアドレスを入力することにためらいを感じるならば、無理にお勧めすることはありません。Udemyに限らず、ネット上で商品を購入する際には、ほぼ例外なく「メールアドレス」「そのサイト用に設定したパスワード」「決済システムへの必要事項」を入力することが求められるからです。

「決済システムへの必要事項」とは、「クレジットカード番号」や「Paypalなど決済システムへの登録に必要なパスワード」を含みます。ですから、あなたが躊躇するのは当然でしょう。

でも、ちょっと考えてみてほしいんです。

電子決済に関しては、どのシステムもアクセスに不正がないように、鉄壁のセキュリティを張り巡らせています。仮に情報漏洩や決済ミスが起こった場合、その保証もしています。顧客に対するそのような姿勢は、高い信頼性を担保します。

私が必要な商材を必要な時に購入するのは、システムに対して一定の信頼を置いているからです。もちろん、問題が起こることもあるでしょう。ですが、その時はルールに基づいて解決すればいいだけの話です。

そして、私が情報商材を購入する、もっと大きな理由。それは、

・汎用性の高い考え方やスキルを身につけて、成長したい
・最も大切な「時間」をお金で買いたい
・本気で「セカンドキャリア構築」を実現したい

そう考えているからです。

あなたも、限りある時間を大切にして、成長への意欲を絶やさずに、真剣な気持ちでセカンドキャリア構築を目指してください。少しでも自由に使えるお金があるなら、有意義に使いましょう。

お金の使い方の一例→「教師のあなたが、月に3万円を自由にできるなら」

今回は「コンテンツを買ってみる」ことについてお話ししました。「売ってみる」と「作ってみる」については、別記事で紹介したいと思います。

教師のセカンドキャリア構築をアドバイス→「退職後の教師には情報ビジネスがおススメ」

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