皆さんこんばんは角松利己です!
今日は、情報ビジネスを展開している中村純さんの音声をモチーフに、
「教師がセカンドキャリアを構築するって、そもそも可能なの?」
という疑問に対してお答えしますね。(中村さんの音声は、こちら。)
リタイアしたら、何をしますか?
まず、あなたに質問です。
あなたは、教師をリタイアしたのち、どうしますか?
セカンドキャリアの候補として、どんなことを考えていますか?
中村さんは情報起業家ですが、彼の顧客で、「私には何の実績もないから、人に胸を張って言えるようなプロフィールが書けません・・・。」という方がいたそうです。
この悩みに対して中村さんは、
自分に実績がないと感じている人は、目線が競合に向いてしまっている。
重要なのは、「顧客にどんな貢献ができるのか?」について考えること。
と伝えたそうです。そして、
今、あなたが提供できる知識やサービスと顧客の経験の差がビジネスになる。あなたの知識やサービスが、どのように顧客の役に立つのかが大切なんです。
と続けていました。
あなた固有の経験が、ビジネスになる
では、このお話を、「教師のセカンドキャリア構築」に向けた場合、どうなるでしょうか?
私は教師の職を早期リタイアすることを目指していますが、現時点で「実績ありますか?」と質問されても、残念ながら「ありません。」としか言えません。
ところで、私の未来の顧客は、教師であるあなたです。
私とあなたの違いは、2つあります。
一つ目は、「学校教育の在り方を、私の知識と経験に基づいて捉えていること」。
具体的には、「教師であろうとしないこと」。
そして、「教師であろうとしないこと」によって、「以前よりもずっとうまくいっていると感じていること」です。
もう一つは、「仕事とパラレルで起業準備を進めていること」。この2点です。
きっとあなたは、私がこんなふうに思うようには感じていないと思います。
あなたは学校教育の枠の中で物事を考え、学校教育に適応することを第一に考え、周囲と協調することにエネルギーを費やしているはずです。
その結果、教師のエキスパートになり、自分と生徒を枠の中にはめ、大きなチャレンジをしなくなる。「起業しよう」なんて、これっぽっちも考えていない。
多くの教師は、そんなふうに考えているのではないでしょうか?
だから、「私の存在意義」がある。
私の価値観と他の多くの教師の方々との価値観の差が、ビジネスになる。
私には、「私が提供したいと思う価値観が、学校のセンセイたちに求められているかどうか?」という疑問に答えるという仕事が残っていますが、これについては「そのうち、そうなりますよ。」とお答えしましょう(笑)。
「実績」とは、あなたの人生そのもの
先に引用した中村さんは、こう続けます。
「実績」とは、経験や人生。
それをわかりやすく「翻訳」して伝えることで、価値が生まれる。
あなたが「理想」を語り、それを求める顧客に、わかりやすく「翻訳」して伝えれば、あなたの知識や経験を顧客に提供して、価値を生むことができる。
あなたの経験や人生は、あなた独自のもの。きっと、それを必要としている人がいます。
まず、あなた自身が「理想」を追求することから始めてみてはいかがでしょうか?
公立高校の現役教師。教員経験28年(2021年3月末現在)。「教師は、仕事&私生活&リタイア後の人生、すべてにおいて成功すべし!」が信条。教師が成功すれば、学校は変わり、生徒も魅力的な大人に成長します。まず教師であるあなたの成功を最優先課題にしましょう。
☑心理学修士(学校心理学)
☑NPO法人「共育の杜」オンラインサロン『エンパワメント』専任講師
☑一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了。ファシリテーターを3年務め、セミナーを開催。
☑ハンドルネーム「角松利己」は角松敏生から。
「原則」&「ビジネス思考」で、教師が自由になるための方法をお伝えします。