67 夢を叶えるには、順序が大切

ビジネスの知見

皆さんこんばんは角松利己です!

この記事では、あなたがストレスなく夢を叶えるための、3つのステップについてお伝えします。
しかし、大切なのは、その順序。

BE→DO→HAVE

です。詳しく書いていきますね。

〇 BE→DO→HAVE

私は現在、ブログをキャリア構築に活かすための講座を受講しているんですが、今回はその方のメルマガの抜粋を紹介します。

多くの人は最初に「HAVE」を得ようとして、「HAVE」が達成したら、理想の自分のように行動できて(DO)、理想の自分になれる(BE)とイメージしているから、夢を実現するまで頑張り続けるのがしんどくなる。

だって「HAVE」を得られない限り、DOもBEも理想にならないと思い込んでいたら、いつも自分は何か足らない状態になってしまいますよね。

それでは夢を実現するまで頑張り続けるのが大変
どうやって頑張ったらいいのか分からない

となってしまいます。

有賀透子メルマガ 「ハバグッデイ」より

この文章は、「ストレスなく夢を叶えるための3つのステップ」の一部として語られている内容です。

年齢や、あなたが置かれている状況に関係なく夢を実現するためには、

BE(なりたい理想像を決める)→DO(行動する)→HAVE(欲しいものが手に入る)

こんな流れで考えた方がいいですよ、ということなんですね。

× HAVE→DO→BE

では、学校教育(というか、現在の日本全体のあり方)は、どうなっているでしょうか?

まず、一般的な社会通念として「立派な大人になりましょう」という前提があります。

ところで、ここでいう「立派な大人」とは具体的に言うと、

サラリーマンになりましょう。
フリーターやニートになることは、避けましょう。

ということを、意味しています。

正社員としてきちんと会社勤めをし、納税して(笑)、上司の指示通りに動く人間が「立派な大人」なんですね。

ですから、「上意下達」や「集団行動」になじまない人には、今の日本における学校教育のあり方は、圧倒的に向いていません。

加えて、「サラリーマン」というのは(私たち教師も含めてですが)、

「大きな価値を生み出すために、主体的に行動することを求められていない人種」

です。

業務改善や利益につながるアイディアや行動は、上司の意向で吹き飛んでしまいます。

つまり、「価値を生みにくいシステム」で、日本は動いている。そして、それを支えているのが「日本の学校教育」なんです。

先の有賀さんの「3ステップ」を借りて言うならば、日本のシステムは、

HAVE(理想像に到達するために必要なものを手に入れる)→DO(行動する)→BE(なりたい理想像を手に入れる)

この順序で動いているんじゃないでしょうか?

なぜ、パーフェクトを求めるのか?

でも、準備はいくらしても、し足りないのが当然。
100%の自信を持って事に臨む人は、フツーいません。なのに、「100%の自信」をいつも求めている。

怖いんですね。失敗したくない。あるいは、人と違う路線を歩きたくない。そして、傷つきたくない。

だから、すべてを見渡す目を持った「神」(それが「親や上司」だったりするから切ないんですが・・・)に、未来を委ねる。

その結果として、

「しんどい」
「いつも何か足らない」
「頑張り続けられない」

こんな思いに、私たちは囚われてしまうんだと思います。キツいですよね(哀)。

日本の学校教育が「ゴール達成」に弱いのは、4つの理由があるからです。

1.失敗を回避したい気持ちが強いから。
2.「人生の有限性」への自覚が希薄だから。
3.「ゴール達成」に向けたステップの踏み方が、結果につながりにくい順序になっているから。
4.「結果」よりも、「プロセス」を重視しているから。

このうち、3は、今回の記事の内容です。2は、国民性との関連性は窺えません。信仰上の理由が、可能性として高いと考えられます。1と4は、日本人の国民性として十分考えられます。ただ、それは「生来的な気質」に負う部分も多少はあるでしょうが、多くは後天的な要素、つまり、「どのような教育を受けたのか」「どのような社会構造に生きているのか」に負っていると思います。

ならば、学校教育に

BE(なりたい理想像を決める)→DO(行動する)→HAVE(欲しいものが手に入る)

の順序で3ステップを配置するためには、どうすればいいでしょうか?

人や社会に合わせずに、多様性を認めてチャレンジする

考えられることとしては、「同調圧力につながる働きかけを、やめること」が、すぐに挙げられます。

学校は、「他者とシンクロする」ことが過度に求められるため、幼少時から「BE(なりたい理想像)」が固定化されてしまうんです。

日本社会は今後、非常に速いスピードで多国籍化が進んでいきます。従来の「上意下達」あるいは「集団行動」といった思考から、抜け出さないといけません。だから、「サラリーマン」を作るのをやめる。そのために、

人と同じであることを、無理にさせない。
多様な生き方に価値があることを認め、チャレンジさせる。

こういった働きかけを、学校教育は行わなければなりません。それが「BE」を思い描く出発点になります。

生徒も教師も、理想を語ろう。

BE(なりたい理想像を決める)→DO(行動する)→HAVE(欲しいものが手に入る)

私たち一人一人にとって、「欲しいものが手に入る」のは、「ゴール」です。ただ、HAVEは「理想の実現」であると同時に、「行動の結果として見えてくる手段」でもあります。

行動しなければ、何をすべきかは、本当はわからない。走り出すから、はじめて見えてくる。

学校は「保守の牙城」です。学校教育に関わるすべての人間は、変化を好みません。でも、BE→DO→HAVEの順序で人生を思い描くのであれば、「手段(HAVE)」は、最後でいい。

ならば、教師が生徒に伝えることは一つです。

「まず、君の理想を聞こう。決まっているなら、行動しよう。君が動き出せば、ゴールまでの道筋は見えてくるはずだよ。」

こんな感じですか? ちょっとカッコ良すぎですけどね(笑)。

結論。

教師は生徒に、まず「理想」を語らせよう。

それが、活力ある日本につながっていきます。

そして、教師であるあなた自身も、最初に「理想」を語ってください。そうすることで、元気な教師が増えていきます。きっとあなたの元気がこどもたちに伝わり、日本の元気にもつながっていくと思いますよ。

では、またお会いしましょう。角松利己でした!

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